top of page
  • SEのみ

- ニーズと機会分析
- 運用コンセプトの検討
- システムのスコープ決めと要求定義
- アーキテクチャの定義
- トレードオフ分析、モデリングとシミュレーション

  • SE+プロジェクト/システムズ・マネジメント

- ビジネスニーズ分析
- SEマネジメント

  • SE+システムズ実装

- 製品計画と分析
- システム統合

  • SE+プロジェクト/システムズ・マネジメント+システムズ実装

- ライフサイクル計画と見積もり
- 変更管理と分析
- QA、V&V、プロセスの最適化

SEとは成功するシステムを実現する、多分野にまたがる取り組みや、その方法のことです。そのようなシステムは、顧客、ユーザ、他のステークホルダのニーズを満たすものです。SEのポイントは以下のようなものがあります。

  • 基本方針や構想がシステムを特徴づけます。このシステムとは、設定された目的を達成するために相互に関係する要素の集まりのことです。システムは環境と影響し合います。環境には、他者、ユーザ、自然環境も含みます。システムを構成する要素には、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウエア、人、情報、専門技術、設備、サービス、それらをサポートする要素があります。

  • SEは多分野にまたがる取り組みを支援する人、または役割のことです。特にシステムズ・エンジニアは顧客のニーズを引出して、それを開発チームが理解できる設計書へと変換することもよくあります。

  • 成功するシステムを作るために、システムズ・エンジニアは初期のコンセプトの検討から始まる一連のライフサイクルプロセスを支援します。製造、配置、運用、そして廃棄までです。システムの機能性、インターフェイス、性能、モノ、その他の質に関わる特長とコストがシステムのステークホルダたちの要求を満たすか確認するために、システムズ・エンジニアは、システムを分析し、明確にし、設計し、検証しなければなりません。

  • システムを要求する、あるいは利用する顧客や他のステークホルダの要求を満たすために、システムズ・エンジニアはシステムの構成要素がうまく組み合わさり、全体の目的を達成するようにサポートします。

SEとは成功するシステムを実現するための、多分野にまたがる取り組みや、その方法のことです。SEでは以下に挙げるような問題を考えながら、開発サイクルの初期段階で行う、顧客のニーズと必要な機能の定義、要件の文書化、設計、システム検証に焦点を当てています。

  • オペレーション

  • パフォーマンス

  • テスト

  • 製造

  • コストとスケジュール

  • トレーニングとサポート

  • 処分

SEは、あらゆる学問分野や専門グループを、チームの成果を生み出すための開発プロセスに取りまとめます。これは、コンセプトから実運用、または製品へと推し進めます。SEは、ユーザのニーズに合った品質のよい製品を提供することを目指し、かつ、全ての顧客のビジネスニーズとテクニカルニーズを検討します。

<システムの定義>
システムとは、要素単体では得ることのできない効果を生み出す、複数の要素の構成物、または集合体のことです。その要素や部品には、人、ハードウェア、ソフトウェア、設備、政策、ドキュメントも含まれます。つまり、システムの効果を生み出すために必要な全てのものです。その効果には、システムの品質、特性、特徴、機能、動作、性能を含みます。システムによって得られる価値は、主に構成要素間のつながり、つまり、それらが、どのように相互に連携するか、ということによって生み出されます。

工学とは数学と自然科学を基礎とし、ときには人文社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問である。工学は、その目的を達成するために、新知識を求め、統合し、応用するばかりでなく、対象の広がりに応じてその領域を拡大し、周辺分野の学問と連携を保ちながら発展する。また、工学は地球規模での人間の福祉に対する寄与によってその価値が判断される。
(工学における教育プログラムに関する検討委員会)

SE(システムズ・エンジニアリング)

MBSEは、よく「モデルに基づくシステムズ・エンジニアリング」と訳されます。MBSEも結局システムズ・エンジニアリングであることは明らかです。このエンジニアリングは、日本語の工学が近いと考えられます。

これらのタスクを並行して、あるいは反復的に実施するために考えられる施策は、上記で示されるシステムに関する期間、必要な権限を持った担当者や部署を設けることです。そこで開発プロセスを取りまとめ、推進します。もちろん、この開発プロセスを上手く運用できれば、専任の人や部署を設けることなく、SEを実施できるかもしれません。

2016/10/1更新

この対象が「システム(ズ)」なのが、SEです。
では、システムとは何か、INCOSEのホームページを引用します。

以上を踏まえて、SEについて、再度INCOSEのホームページを引用します。

続けて、SEについて、INCOSE SEBoK (Systems Engineering Body of Knowledge)を引用します。

ここでは、システムの定義、顧客、ステークホルダ、開発チームとの関わり、担当するタスクの内容に触れています。タスクの説明でサポートという表現が現れますが、自らのタスクとして取り組むことと何が違うのか、同じくSEBokを引用します。

サポートは、他の領域と重複した部分を指していることが分かります。それぞれのタスクをピックアップします。

bottom of page